都会に住んでいると、自然と触れ合うのは公園くらいになってしまいがちです。
裸足で芝生の上でアーシングさせてもらったり、季節の変化を楽しんだり、自然の恵みをいただくばかりの生活でした。
もっと自然が豊富なところに引っ越す計画も立てたり、実際家を探していたのですが、そこでふと、
とある会で、自然のお世話になるだけではなく、自然をお世話することで見えてくることがある、という氣付きがあったことを思い出し、さっそく何ができるかと考えてみたところ、近所にシェア畑というのがあるのを思い出しました。畑しごとのための農具は全てお借りすることができ、アドバイザーの方もいらっしゃるので農業初心者でも気軽に始められる農園です。
シェア畑
2024年10月上旬に説明会に出席し、その後すぐに畑の見学・入会の手続きをとりました。手続きはとても簡単。野菜づくりに必要なすべての情報が掲載されている野菜づくりBOOKという本もいただき、事前学習もしてみました。でも、文章を読むだけでは、全くわかっていなかったです!現地にお手本を示してくださるアドバイザーの方がいて良かった。
その次の週にはアドバイザーの方の説明とお力を借りて、畑をまずは耕し、地表面を覆うマルチフィルムを貼るところはで一度に終わらせました。また、シェア畑の肥料は本来、土の中で分解させるために2−3週間寝かせるのですが、奥深くに置く裏技?で、すぐに植えていい状態にしました。秋の種まきがすでに始まっていたからです。
畑の土は野菜さんたちのベッドになるので入念に耕していきますが、なかなかの重労働💦 スコップとかクワとかの使い方にコツがあります。そういうのも、アドバイザーさんが教えてくれるので、自分だけでするより格段に楽ではあると思います。
まずは、いちごの苗だけ植えてみました。植え方にもコツがあります。次植える時には忘れてそうですが、植え方を教えてくれる動画があるそうなので、そういうのも参考にすればなんとか自分でもできそうです。なお、何を植えるかは選択肢があって選べます。
いちごの苗を植えたところ🍓
実質1時間半くらいの作業でしたが、何時間も運動したような感覚がありました。私の土地なんて、二畝3平米足らずです。大規模に植物を育てている農業に携わる方に、じんわりと感謝の氣持ちが湧いてきました。
そして、当たり前ですが虫さんや雑草などとも対峙しなければならず、なかなか都会のマンション暮らしでは経験できないことをさせてもらっています。
富士山か蚊か?
私の選んだ畑の場所は高台で、富士山が見えるかもしれないと言われている場所です。ただ、藪のすぐそばで、蚊がいると言われていたけれど、私は富士山が大好きなのでその場所を選択したのでした。そしたら本当に蚊がたくさんいました笑😆 虫対策は必須です。
アドバイザーの方によると、今年の猛暑では、畑を離脱した方がたくさんいたそうで、日当たりがいちばん良いあたりは、空いている形跡がたくさん残っていました。
10月のタイミングで開始して良かったと思います。真夏で初心者だと、心が折れてしまっていた可能性があります。私は寒い方が得意なので、これからの時期の方が活動的にお世話できそうです。(冬はできることが減るそうですが。)
野菜はもちろん育ててみたいのですが、まずは土いじりを始めてみるという感覚で、楽しんで取り組んでみようと思います。
こちらの農園は、農薬不使用ですが、有機肥料の使用を推奨しています。ゆくゆくは有機肥料なしで栽培に挑戦してみたいなと思っています。でもまずは基本の型を学び、そこから研究していけたらと思います。
次回につづく