数年前、都会の中心地から、少しだけ離れた場所に引越しをしました。
コロナ禍でテレワークが進み、その時の住環境に耐えられなくなり、少しだけでも自然とゆとりのある空間を求めて引越しをしました。
幸い、通勤範囲の好みの物件と少しの自然と、スペースのゆとりのある地域に引っ越すことができました。
そこで開眼したのが、夕陽の素晴らしさです。私は夕陽の光と色に魅了されました。
以前住んでいたあたりは、現在の住まいの地域のように空が開けた場所が少なく、夕陽を眺めるような生活はしていませんでしたが、生活の中で空を見るようなこと(=心の余裕)は少しずつスタートしていました。
引越して環境を変え、さらに自分の意識も変わり、より自然に目が向くようになったのかもしれません。 そこからは、まるでディズニーランドに行くのを楽しみにしている子どものように、夕方になるとワクワクして夕陽を待っていました。家から15分くらいのところに夕陽の絶景スポットがあるので、そこまでお散歩です。
夕焼け予報というありがたいサイトがあり、それも見ながら、空の様子を確認しながら、日没の時間も確認しながら出発のタイミングをはかります。1年くらいは夕陽中心の生活をしていたような気がします。
今は夕陽はディズニーランドではなく生活の一部となり、外出が増えたので見にいく頻度は減りましたが、どこにいても夕陽は意識しています。
生まれてから夕陽はすでにありました。自分が気づいていなかっただけでした。あると気づいたらこんなに好きになるなんて、面白いですよね。
私の経験上、春から夏までが一番私の好きな色に夕陽が色付くので、この自然の恩恵を楽しみたいと思います。